暖房器具には
など様々な種類があります。
今日はその中の一つ、ヒーターについての機能と選び方の説明をします。
ちなみに、ヒーターはセラミックファンヒーターなど温風が出る家電のことを指します。
セラミックファンヒーター・ストーブ・オイルヒーターの違い
冒頭にも書いたように、暖房器具には種類が多く、悩む人もいると思います。
その中で、セラミックファンヒーター・ストーブ・オイルヒーターで悩む人が多いのではないでしょうか。
このセラミックファンヒーター・ストーブ・オイルヒーターの違いは以下のようになっています。
セラミックファンヒーター | ストーブ | オイルヒーター |
---|---|---|
温風を出して部屋の空気を暖める 価格やデザイン、種類が様々 暖まるのが早い | ストーブの前面を暖める 遠赤外線で体の芯まで暖か 局所的な暖かさ | 部屋の輻射熱で暖める 暖まるには時間が掛かる 部屋全体が暖まる |
局所的・全体的と暖まり方がそれぞれ違います。どのように暖まりたいかをまず考えて、選ぶべき暖房器具の目星をつけましょう。
ファンヒーター、オイルヒーター、ストーブの特徴の違いはこちら。
セラミックファンヒーターの機能一覧
セラミックファンヒーターの機能を表にまとめました。
発売年 | その機種が発売された年 年々機能が増えたり、改良されるので新しい発売年の機種が望ましい |
適用床面積 | 部屋を暖めるのに適した広さを表す 適用床面積以上の広さの部屋を暖めようとしても、暖まりにくい |
運転モード | 人感センサー・連続モード・室温連動モードがある |
ヒーター切替 | ターボ・強・弱・標準・送風などの風量切替 機種により2段階切替・3段階切替などがある |
温度設定表示 | 目標温度を設定して部屋を暖める 目標温度になるまで自動で運転する |
人感センサー | 左右上下、距離内に人を感知すると自動で運転開始する 人を感知するセンサーが搭載されている |
人感センサー感知時間切替 | 時間内に人を感知しなければ運転が終了する 10分・5分・90秒の設定がある |
切タイマー | 1・2時間後に運転が切れる |
首振機能 | 左右に首振りして部屋全体を暖める 60°~90°の設定で機種ごとに異なる |
ルーバー | 送風の角度をお好みに調節できる 機種により固定・可動があるので確認すること |
延長ボタン | 運転時間を延長する |
チャイルドロック | 子供が間違って押しても操作が変わらないように、ボタンをロックする |
転倒時自動OFF機能 | 転倒した時に運転が自動で停止する |
切り忘れ防止機能 | 一定時間を超えると運転が停止する つけっぱなし防止 |
過熱防止機能 | 温度が上がり、加熱しすぎることを防止する 火事などを防止する |
安全装置 | 温度ヒューズ・電流ヒューズ・サーモスタッドなどの安全装置 |
活性炭フィルター 不織布フィルター | 吸い込んだ空気のニオイを取るフィルター 吸い込んだ空気のほこりやチリを除去するフィルター |
全ての機能があるわけではありません。
機種ごとに機能の有無が変わりますので、ご確認ください。
メカ式とマイコン式の違い
セラミックファンヒーターの商品名に入っている「メカ式」「マイコン式」というのがあります。
扇風機・サーキュレーター・タワーファンなどにもありました。
(画像はクリックすると拡大します)
画像を見れば、一目瞭然ですね。
メカ式はダイヤルを回して設定します。
マイコン式はボタンを押して設定します。
ここで注意したいのが、マイコン式の方が機能が多くなる傾向があります。
メカ式はシンプルに使い人向け、マイコン式は色々な機能で便利に使い人向けと覚えても損はないでしょう。
セラミックファンヒーターのメリット・デメリット
ここでセラミックファンヒーターのメリット・デメリットについてまとめておきます。
メリット | デメリット |
---|---|
すぐに暖かい 部屋全体を暖める ヤケドなどに危険が比較的少ない サイズが豊富 | 表面的な暖かさ 適用床面積がある |
比較的安全に使用できて、デメリットが少ないのがセラミックファンヒーターです。
近年、人気が出てきているのがうなづけます。
セラミックファンヒーターの電気代はどのくらい?
暖房器具で気になるが電気代です。
ここで一例をあげるので参考にしてください。
モード | 消費電力 | 1時間使用 | 8時間使用 | 8時間30日使用 |
---|---|---|---|---|
ターボ 標準 静音 | 1200W 1000W 600W | 32.4円 27円 16.2円 | 259.2円 216円 129.6円 | 7,776円 6,480円 3,888円 |
地域や環境、料金により変わります。目安として参考してください。
基本的に高くて1000W前後、低くても500Wほどは電力を消費するので、サーキュレーターや掃除機など他の家電に比べ電気料金が高くなります。
他の暖房器具との電気代の差はあまりありません。
セラミックファンヒーターの選ぶ時のポイント
セラミックファンヒーターを選ぶ時には
- 適用床面積
- 人感センサーの有無
- メカ式 又は マイコン式
- 首振り機能
- 運転モード・切タイマーなど細かい機能
適用床面積を必ず確認してください。適用床面積以上の部屋を暖めようとすると時間や電気料金が掛かったり、思うように暖まらないので機能不足となります。
足元のみ暖めるなど局所的に暖めるなら、十分検討した上でご購入ください。
アイリスオーヤマのセラミックファンヒーターのラインナップ
アイリスオーヤマのセラミックファンヒーターのラインナップです。
大風量セラミックファンヒーターはこちら。





大風量+首振り機能のあるセラミックファンヒーターはこちら。


フィルター搭載のセラミックファンヒーターはこちら。


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コンパクトなセラミックファンヒーターはこちら。
デスクヒーターはこちら。