アイリスオーヤマではコードレススティッククリーナーが人気ですが、キャニスタークリーナーも豊富に揃っています。
キャニスタークリーナーは、本体と本体から出ているホース、ヘッドの構造からなる昔ながらのクリーナーです。
今日はアイリスオーヤマのキャニスタークリーナー機能を知り、適切な選び方をできるようになりましょう。
キャニスタークリーナーのメリット・デメリット

キャニスタークリーナーは長らく掃除機の定番でしたが、スティッククリーナーの人気が出て少し影が薄くなった感じです。
しかしまだまだメインの掃除機として現役といった立ち位置にいます。
スティッククリーナーに人気を取られそうで、けれどまだまだ頑張るキャニスタークリーナーのメリットとデメリットは
メリット | デメリット |
・吸込仕事率が高い ・手元を動かすのは軽い ・集じん容量が大きい ・ゴミ捨ての手間が少ない ・ヘッドの種類が大きい ・コード式なので吸引力が変わらない | ・総重量は重い ・全体のサイズが大きい ・コードの範囲内しか掃除できない ・コードレスがない |
一番のメリットは吸込仕事率が高く、吸引力が変わらないことです。スティッククリーナーは重さがネックとなり、キャニスタークリーナーまでの吸引力には及んでいません。
吸う力が強いので、メイン機としてキャニスタークリーナーを使い、ちょこっとした掃除には軽いスティッククリーナーで使い分けている人が多いです。
サイズが大きく、総重量が重たくても、キャニスタークリーナーを使う理由は吸引力です。
そして、ゴミを貯める集じん容量が大きいので、ゴミ捨ての手間の回数もスティッククリーナーに比べると少ないです。
こういったメリットでキャニスタークリーナーを選ぶ人が多いです。
キャニスタークリーナーの機能一覧
アイリスオーヤマのキャニスタークリーナーの機能一覧です。
集じん方法 | サイクロン式・紙パック式がある |
集じん容量 | ゴミを紙パック・ダストボックスなどに溜められる容量 |
ヘッドの種類 | 5種類 ・サイクロンパワーヘッド ・サイクロンストリームヘッド ・毛取りヘッド ・ワイドタービンヘッド ・ノーマルヘッド |
運転モード | 強・標準・弱など吸込みのモード |
紙パック交換ランプ | 紙パックの中のゴミが溜まるとお知らせする |
ホコリ感知センサー | ほこりやチリがあるとランプでお知らせする |
吸込仕事率 | 掃除機が吸う力を数値化したもの 数字が大きいほど吸う力が強い |
機種ごとにどの機能が組み込まれているか確認してください。
キャニスタークリーナーのサイクロン式と紙パック式の違い

クリーナーの大きな分け方として、2種類あります。
キャニスタークリーナー、スティッククリーナー問わず、全てのクリーナーがどちらかに当てはまります。
サイクロン式のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・消耗品コストが低い ・吸引力が落ちにくい | ・ゴミを捨てるときにほこりが舞う ・こまめにお手入れが必要 |
サイクロン式は紙パックなどの消耗品コストがあまりかからないメリットがあります。
ゴミを吸って空気の動きでゴミと空気を分離しますが、空気の排出口にはフィルターを使用してるので、フィルター代は必要となります。
サイクロン式はダストボックス内に溜まったゴミをこまめに捨ててお手入れしなければいけないデメリットもあります。
ダストボックス内に溜まったゴミをそのまま放置して溜めておくと、吸引力が落ちるからです。
紙パック式のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
・ゴミ捨てが簡単・楽 ・ホコリが舞い散らない | ・消耗品コストが高い ・ゴミが溜まると吸引力が落ちる |
サイクロン式と真逆のメリット・デメリットなのが紙パック式です。
紙パック式は、ゴミが溜まればそのまま廃棄できますが、常に紙パックの消耗品コストがかかってきます。
また、ゴミが溜まるまで廃棄しないので、徐々に吸引力が落ちてきます。
紙パック式はそのままゴミを廃棄するので、ほこりやチリが舞いにくいので、アレルギーを持っている人やお子さんがいる家庭では安心して使用できます。
キャニスタークリーナーのヘッドの種類
ヘッドには色んな種類があり、メーカーによって種類や名称が違います。
ヘッドの違いが扱いやすさ・掃除のしやすさ・価格まで違ってくるので、吸引力と同じくらいヘッドの種類には注目して選んでください。
アイリスオーヤマも独自のヘッドを開発して種類が豊富に揃ってきています。
アイリスオーヤマのキャニスタークリーナーには5種類のヘッドがあり特徴が違ってきます。
(引用 アイリスプラザ
)
表を見ればとても分かりやすく、ヘッドには床の種類によって得意・不得意があります。
カーペットやじゅうたんなら「サイクロンパワーヘッド」のキャニスタークリーナーを選びましょう。
ヘッドの種類で価格が変わってきますが、価格優先にして不得意なヘッドを選ぶとゴミを十分に吸うことができず、クリーナーが能力を発揮できないまま「使えない掃除機」となってしまいます。
ヘッドを選ぶ時はどんな床を掃除するかを確認しましょう。
吸込仕事率について
掃除機を調べていると、「吸込仕事率」「吸引仕事率」という言葉をよく見るようになります。
掃除機の吸う力を数値で表したもの。単位はW(ワット)。
【吸込仕事率=0.01666×風量(立方メートル/min)×真空度(Pa)】
ただ注意なのは吸込仕事率が大きいほどよく吸いますが、一概にそうとは言い切れません。
床の環境やヘッドの種類により、ゴミを吸う能力は変わってきます。あくまで目安と思って参考程度でみておきましょう。
キャニスタークリーナーの選び方
キャニスタークリーナーを購入する時にはいくつかチェックしておかなければいけない項目があります。
まず、サイクロン式・紙パック式のどちらかを選びます。そうすると、選択が半分になり、さらにヘッドの種類を選択していきます。
集じん方法とヘッドの種類が決まれば、他の条件を確認していきます。
そうすれば、おのずとどの機種を選ぶべきか見えてきます。
こちらでもクリーナーについて説明しています。
アイリスオーヤマのキャニスタークリーナーの一覧
サイクロン式のキャニスタークリーナー
サイクロン式キャニスタークリーナーは消耗品コストを抑えつつ、吸引力があります。




低騒音のキャニスタークリーナーです。音が抑えられているので、近所への気遣いが軽減されます。
紙パックのキャニスタークリーナー
紙パック式のキャニスタークリーナーはゴミ捨てが簡単でほこりが舞い散りません。



その他のキャニスタークリーナー
玄関や庭、窓などを掃除するのに便利な掃除機です。
第3のクリーナー
キャニスタークリーナーとスティッククリーナーの機能を合わせ持った掃除機です。
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