
空気清浄機能付きの除湿機で新しいIJCP-M120は除湿は12L/日で、同じ除湿量のだいぶ前に発売されたDCE-120とはどのくらい違うのかな?

DCE-120はモードや運転の切り替えがちとわかりにくかったんじゃぞぃ・・・家電に弱い人はのぅ
IJCP-M120は操作パネルがわかりやすくなって、空気清浄、衣類乾燥、除湿の風量など操作がしやすくわかりやすいくなったんじゃぞぃ
IJCP-M120とDCE-120は
と大きく発売日が違います。
定格除湿能力が約12L/日でIJCP-M120は後継機種のような位置づけです。KIJCP-M120やIJC-M120もありますが、これらはまた他に記事で紹介しています。
2017年発売のDCE-120と2022年発売のIJCP-M120の違いは
たくさんあります。
IJCP-M120は
運転モードが空気清浄(ひかえめ・標準・ターボ・自動)、衣類乾燥(ひかえめ・標準・速乾)、除湿(弱・中・強・おまかせ)を選んで設定できます。ボタンが分かれているのでぞれぞれのモードがわかりやすいです。
フィルターはHEPAフィルター搭載です。
スイングは上方向・下方向・全方向の3設定ができるので調整しやすいです。
切タイマーは2・4・6時間の3つから選びます。
現在の部屋の湿度がわかる「環境湿度ランプ」が操作パネルにあるので、現在の湿度がわかりすいです。
空気汚れモニターランプは緑・黄・赤と3段階です。
DCE-120は
機能設定ボタンで「空気清浄のみ」と「空気清浄と除湿両方」に切り替えができます。
モード切替ボタンで「自動」「手動」「弱運転」「衣類乾燥」に切り替えます。
設定したいボタンを押すのに覚えるのと何回も押すことになります。慣れるまでわかりにくいです。
フィルターは集じんフィルターと活性炭フィルターの2種類搭載です。タバコやペットのにおいも脱臭できます。
スイングは上下のみになります。左右はできません。
切タイマーは1~12時間の1時間単位でできます。洗濯物の量で細かい調整ができるのでうれしいですね。
35~80%の間でお好みの除湿設定ができます。お肌やのどに合わせて湿度調整で快適です。
空気汚れモニターランプは緑・青・黄・紫・赤と5段階です。5色あると微妙に悩んでしまいそうですが、慣れればすぐに空気の状態がわかります。
マイナスイオン発生装置搭載なので、お部屋が快適になります。

違いが多くてわかりにくい!
IJCP-M120は機能を少しだけ減らしてわかりやすくなっています。
〇%の湿度がいい!というくらいなら細かい設定のできるDCE-120がいいでしょう。
違いが多いので、譲れない条件をピックアップして検討してみてください。
IJCP-M120とDCE-120の違いを比較
ここからはIJCP-M120とDCE-120の違いをくわしくみていきましょう。
11ヶの違いがあります。
違い①価格の違い
IJCP-M120 | DCE-120 | |
---|---|---|
アイリスプラザ | 27,280円 | 29,800円 |
Amazon | – | 19,700円 |
楽天市場 | 34,744円 | 29,800円 |
Yahoo!ショッピング | 27,800円 | 26,800円 |
※2022年3月22日現在の価格です。価格は変動しますので、購入時に再度ご確認ください。調査時点でセール価格の場合があります。
調査時にセールしているサイトがあるので、価格がバラバラです。もし狙っているなら買いですね。
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違い②運転モードの違い
IJCP-M120 | DCE-120 | |
---|---|---|
空気清浄 | ひかえめ 標準 ターボ 自動 | 1~5 |
衣類乾燥 | ひかえめ 標準 速乾 | 空気清浄+除湿 風量5(ターボ) |
除湿 | 弱 中 強 おまかせ | 除湿のみの運転はなし 空気清浄+除湿 1~4 |
モードはそれぞれで全然違います。
IJCP-M120はわかりやすいです。空気清浄、衣類乾燥、除湿のそれぞれのモードで運転できるので1年中使えます。
DCE-120は5段階や4段階など数字で分けられています。除湿のみの運転ができないのは残念ですが、空気清浄と除湿の運転で困ることはありません。
違い③IJCP-M120はHEPAフィルター搭載、DCE-120は集じん+活性炭フィルター搭載

IJCP-M120はHEPAフィルター搭載です。

DCE-120は集じんフィルターと活性炭フィルター搭載です。
活性炭フィルターはニオイを除去するフィルターです。
違い④切タイマーの時間設定の違い
IJCP-M120とDCE-120は切タイマーはありますが、時間設定が違います。

IJCP-M120の切タイマー設定時間は2・4・6時間の3段階です。

DCE-120の切タイマーの時間設定は1~12時間までの1時間単位です。
乾きにくい冬物や洗濯物が多い時にが長めにするなど、幅広く時間設定できるのは便利です。
違い⑤IJCP-M120は環境湿度ランプがある
IJCP-M120は環境湿度ランプがあります。

環境湿度ランプは現在の部屋の湿度を5段階で表示します。
湿度の具合で除湿を強くしたり、弱くしたりと目安があれば調整しやすいです。
違い⑥空気汚れモニターはIJCP-M120は3段階、DCE-120は5段階のカラー表示
空気汚れモニターは空気の汚れ具合を色で分けて表示します。遠くから見てもわかりすいです。

IJCP-M120は緑・黄・赤の3色で空気の汚れ具合を表しています。
シンプルにわかりやすいです。

DCE-120は緑・青・黄・紫・赤と5段階で空気の汚れ具合を表示しています。
細かく色分けされているので、空気のキレイがIJCP-M120より詳しくわかります。
違い⑦DCE-120は湿度設定ができる

DCE-120はお好みの湿度を設定できます。人によって快適さが異なるので、自分に合う快適な空間を作れます。
夏は少し低めに、冬は少し高めに・・・と季節によって設定を変えてもいいですね。
ちなみに、IJCP-M120は「おまかせモード」で約55%を区切りに除湿します。

55%以上だと除湿して、55%以下だと送風運転に切り替わります。
違い⑧DCE-120はマイナスイオン発生装置搭載

DCE-120はマイナスイオン発生装置が搭載されています。
空気をさわやかに快適にしたいならマイナスイオン発生装置がある方がおすすめです。
違い⑨スイングの風向きの違い
洗濯物を乾かす時はスイングが自在に動く方が便利です。

IJCP-M120は上下ルーバーは自動、左右ルーバーは手動で調節できます。
スイングボタンで上方向、下方向、全方向の3つから設定できます。

DCE-120は上下方向自動のみ調節できます。
違い⑩定格消費電力と電気代の若干の違い
IJCP-M120 | DCE-120 | |
---|---|---|
50Hz | 275W | 395W |
60Hz | 315W | 315W |
若干ですが消費電力が違います。消費電力が違ってくると、電気代も変わってきます。
IJCP-M120とDCE-120の電気代はどのくらい違う?
電気料金は消費電力と使用時間で計算できます。
IJCP-M120 | DCE-120 | |
---|---|---|
50Hz 60Hz | 275W 315W | 295W 315W |
1時間使用 | 7.43円 8.51円 | 7.97円 8.51円 |
4時間使用 | 29.7円 34.02円 | 31.86円 34.02円 |
6時間使用 | 44.55円 51.03円 | 47.79円 51.03円 |
8時間使用 | 59.4円 68.04円 | 63.72円 68.04円 |
24時間使用 | 178.2円 204.12円 | 191.16円 204.12円 |
1kWhあたりの電気代を27円として計算しています。
地域・環境・電気会社により料金は変わります。おおよその目安として参考にしてください。
1日中使って約200円くらいです。つけっぱなしにせずに、お出かけの時は運転停止するなど工夫すると電気代は下がっていきます。
違い⑪サイズの違い
IJCP-M120 | DCE-120 |
---|---|
幅32.6x奥行26.0x高さ61.8cm | 幅34.3x奥行30x高さ61.7cm |
少しだけIJCP-M120は小さいです。重さは同じです。
IJCP-M120とDCE-120はおすすめはどっち?
機能が多すぎてどちらがいいのかわかりにくいですね。
どちらを選んだらいいのでしょうか。
IJCP-M120はこんな人におすすめ
DCE-120はこんな人におすすめ
操作が大きく違うので、家電が苦手ならIJCP-M120をおすすめします。
湿度設定など自分好みに細かく設定して快適にしたいならDCE-120がおすすめです。
IJCP-M120とDCE-120の共通の特徴
ここからはIJCP-M120とDCE-120の共通の特徴を紹介します。
1日12Lのパワー除湿
IJCP-M120とDCE-120の1日で除湿できる能力は約12Lでパワフルです。

リビングなどの広い部屋や湿気の多い時期も安心して使えます。
コンプレッサー式は梅雨時期と夏に強い除湿機
除湿方式にはデシカント式とコンプレッサー式の2つがあります。

コンプレッサー式は梅雨や夏に適している除湿方式です。
空気を冷やして結露させて水滴に変えて除湿します。ここで注意したいのが、出てくる風は冷たくありません。
デシカント式もコンプレッサー式も締め切った部屋で使用すると温度が上がります。
コンプレッサー式は室温の上昇が少ないですが、多少は上がってきます。そこらへんは注意して使いたいです。
約4Lの大容量の水タンク
水タンクは約4Lと大容量です。

4Lとたくさん水が入りますが、重たくなるのでこまめに捨てたいですね。
連続排水で手間がかからない
水タンクの水を捨てる手間がメンドウ・・・と思うなら連続排水もできるので便利です。

近くに排水ができる浴室があれば、市販のホースで連続排水ができます。
いちいち捨てる手間も省けて楽ちんです。
チャイルドロックで誤操作を防ぐ

チャイルドロック機能があるので、小さなお子さんやペットの誤操作も防げて安心です。
移動ができるキャスター付き

キャスターが付いているので、約14kgある除湿機も移動が簡単にできます。
IJCP-M120とDCE-120にデメリットはある?
除湿機は室温の上昇をおさえるコンプレッサー式でも、多少は室温が上がります。
まったく室温が上がらないことはないので、理解して使いましょう。
IJCP-M120とDCE-120のスペック表
本体質量 | 約14kg |
電源 | AC100V |
定格周波数 | 50Hz/60Hz |
定格除湿能力 | 約12L/日 |
除湿可能面積の目安 | ■木造 15畳(25m2) ■プレハブ 23畳(38m2) ■鉄筋コンクリート 30畳(50m2) |
除湿方式 | コンプレッサー式 |
最大空気清浄能力の 適用床面積 | 17畳 |
水タンク容量 | 約4Lで自動停止 |
電源コード | 約2m |
チャイルドロック | 〇 |
連続排水 | 〇 |
キャスター | 〇 |
IJCP-M120とDCE-120の交換フィルターの販売店は?
交換フィルターについてまとめておきます。
IJCP-M120の交換フィルターと販売店
集じんフィルター(HEPAフィルター) | IJCP-M120-HF | 交換目安:約1年に1回 |
DCE-120の交換フィルターと販売店
集じんフィルター | DCE-120HF | 交換目安:約1年に1回 |
活性炭フィルター | DCE-120TF | フィルター交換ランプが点滅したら 約1~2年経過すると点滅 |
IJCP-M120とDCE-120の違いを比較!おすすめはどっち?空気清浄機能付き除湿機 アイリスオーヤマ まとめ

IJCP-M120のシンプルな操作の方がいいかなー
でも湿度設定ができるDCE-120も魅力的ねー

わしゃ難しいのが無理じゃぞぃ
DCE-120は発売が2017年ですが、今もまだ販売継続なのは人気がある証拠。使い始めると操作もなんなくできるようになります。
新しいIJCP-M120も使いやすいさにこだわった高機能な除湿機です。
検討してみてください。