東芝トルネオで私に合うのはどのモデルなの?
東芝のスティッククリーナートルネオの2024年モデルは
- VC-SL130DS/ダストステーション搭載モデル
- VC-CLX73/最上位モデル
- VC-CLW33/軽量モデル
- VC-CLS13/スタンダードモデル
4モデルあります。※モデル名は管理人くじらこが勝手に名付けています。
東芝もダストステーションモデルが新登場。ごみ捨ての回数がぐんと減り、掃除毎のごみ捨てやほこりが舞うストレスもなくなります。
この記事では2024年モデルの機能の違いや、用途や手間のストレス減などで、どのモデルを選んだらいいのかを解説していきます。
東芝トルネオコードレス2024年モデルからの3つの新機能
東芝のスティッククリーナーのトルネオコードレスの2024年モデルでの新機能は3つです。
- ダストステーション搭載モデルが仲間入り
- ダッシュモード搭載(VC-CLX73/VC-CLW33)
- 吸い拭き2WAYワイパーが付属(VC-SL130DS/VC-CLX73)
東芝もダストステーション搭載モデルがラインアップとして加わりました。選択肢が広がりますね。
ダッシュモードや吸い拭き2WAYワイパーは東芝独自の機能で、掃除機でゴミを吸いながら掃除できます。
各機能はこの後の違いで詳しく説明しますね。
VC-SL130DSとVC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13の違い
まずは各モデルの仕様を表でみてみましょう。
VC-SL130DS ダストステーション搭載モデル | VC-CLX73 最上位モデル | VC-CLW33 軽量モデル | VC-CLS13 スタンダードモデル | |
---|---|---|---|---|
発売日 | 2024.8.20 | 2024.9.14 | 2024.11.1 | 2024.11.1 |
タイプ | ダストステーション サイクロン式 | フィルターレスサイクロン式 | サイクロン式 | サイクロン式 |
カラー | C シフォンベージュ K アッシュブラック | C メタリックベージュ | C シフォンベージュ | K アッシュブラック |
集じん容積 | 本体:0.03L ダストステーション:0.8L | 0.13L | 0.13L | 0.15L |
連続運転時間 | 標準 約35分(約40分)※1 自動 約10~20分 強 約7分 | 標準 約35分(約40分)※1 自動 約10~20分 強 約8分 | 標準 約30分(約35分)※1 おすすめ 約15分 強 約8分 | 標準 約30分(約35分)※1 おすすめ 約15分 強 約8分 |
ヘッド | なめらか自走ヘッド 床の菌を除去 抗菌ブラシ | すみまでヘッド 床の菌を除去 抗菌ブラシ | からみレス自走ヘッド 抗菌ブラシ | からみレス自走ヘッド 抗菌ブラシ |
センシング | 床見極めセンサーPlus | 床見極めセンサーPlus インジケーター搭載 | 床見極めセンサー | 床見極めセンサー |
使いやすさ | フィットグリップ | らくわざフリーグリップ | らくわざフリーグリップ | らくわざフリーグリップ |
サイズ | 228x118x1092mm | 229x180x1095mm | 230x150x913mm | 230x140x1020mm |
標準質量※2 本体質量※3 | 約1.4kg 約0.9kg | 約1.7kg 約1.1kg | 約1.0kg 約0.67kg | 約1.2kg 約0.85kg |
充電時間 | 約3時間 | 約2.5時間 | 約2.5時間 | 約4.5時間 |
バッテリー | 着脱式リチウムイオンバッテリー | 着脱式リチウムイオンバッテリー | 着脱式リチウムイオンバッテリー | リチウムイオンバッテリー(内蔵型) |
付属品 | 吸い拭き2WAYワイパー 2WAYノズル | 付属品収納スタンド ピカッとライト 吸い拭き2WAYワイパー 丸ブラシ すき間用ノズル | 付属品収納スタンド ピカッとライト ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間用ノズル | 丸ブラシ すき間用ノズル |
ごみ捨て | ダストステーション 紙パック式 | つまんdeポイ! 粉ごみポケット | トルネードプレス | トルネードプレス |
ダッシュモード | – | 〇 | 〇 | – |
※1()内はヘッドを使用しない場合の連続運転時間。※2(本体・延長パイプ・バッテリー・ヘッド含む)※3(本体・バッテリー含む)
VC-SL130DSはサイクロン式ですが、ごみはダストステーションに集められて廃棄するので、ごみ捨ては紙パック式ような感じです。
ダストステーションを条件から外すとVC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13から選ぶことになります。
表の違いをまとめると
6つにまとめて違いを解説していきます。
使い勝手を考えたポイントをおさえているので、普段掃除している状況を思い浮かべながらチェックしてみてください。
充電時間とバッテリーの違い
バッテリー仕様のチェックは大事。一番の条件にしてる人もいます。
バッテリーには内蔵型と着脱式の2つあります。
着脱式は入れ替えれば連続使用でき、寿命交換時もバッテリー購入だけで簡単です。
断然着脱式の方がメリットが大きいです。
東芝のスティッククリーナーでは
- VC-SL130DS:着脱式リチウムイオンバッテリー
- VC-CLX73:着脱式リチウムイオンバッテリー
- VC-CLW33:着脱式リチウムイオンバッテリー
- VC-CLS13:内蔵型リチウムイオンバッテリー
となっていて、VC-CLS13のみ内蔵型です。
バッテリーの持ちは使用頻度や環境によってかなり差が出てくるので、はっきりと言えないですが毎日使って数年ほどと考えておくほうがよいです。
数年後に新モデルに買い替えるのなら、内蔵型バッテリーのモデルでも十分選択肢に入ります。
家電は数年後になると機能も性能もかなり向上するので、数年ごとに買い替えると掃除ストレスも減ります。
毎日使わない、短時間しか使わないなら、内蔵型バッテリーでも長く持ちます。
バッテリーは充電時間も差があります。
- VC-SL130DS:約3時間
- VC-CLX73:約2.5時間
- VC-CLW33:約2.5時間
- VC-CLS13:約4.5時間
着脱式・内蔵型の差ではなくバッテリーの性能の差によるもので、それぞれの充電時間が大きく変わってきます。
バッテリーは内蔵型と着脱式、充電時間の2つのポイントを
おさえておいてくださいね!
着脱式バッテリーを選んだ方がいい人は
というような人は着脱式バッテリーのVC-SL130DSとVC-CLX73とVC-CLW33を選ぶといいです。
内蔵型バッテリーのVC-CLS13がおすすめな人は
掃除が短時間で安価で購入したい時は内蔵型でも問題ありません。
ヘッドの違い
2024年モデルのスティッククリーナートルネオのヘッドは全3種類です。
VC-SL130DS | VC-CLX73 | VC-CLW33 VC-CLS13 |
---|---|---|
なめらか自走ヘッド | すみまでヘッド | からみレス自走ヘッド |
床の菌を除去 抗菌ブラシ | 床の菌を除去 抗菌ブラシ | 抗菌ブラシ |
床見極めセンサーPlus | 床見極めセンサーPlus インジケーター搭載 | 床見極めセンサー |
2つの旋回輪 | 2本のブラシ 両端ブラシ |
結局何が違うのかわかりにくいわ!
ヘッドのポイントは
- 回転ブラシの形状と性能
- センサーの性能
2つです。この2つの性能で床のキレイさが変わってきます。
床見極めセンサーPlusと床見極めセンサーの違いは
- 床見極めセンサーPlus:自動モード時、床の種類を感知しブラシの回転スピードと吸引力を調整
- 床見極めセンサー:床の種類を感知しブラシの回転数を制御
Plusは吸引力も上がるので、しっかりゴミを吸っていきます。
VC-SL130DSの「なめらか自走ヘッド」の特長
VC-SL130DSは旋回輪があり横方向の移動もスムーズにできて、壁際などの隅の掃除がしやすいです。
縦横の移動がしやすいので、ヘッドが動かしやすいです。
回転ブラシは1本で、床の菌を除去でき、抗菌仕様となっています。
床見極めセンサーPlus搭載で、ゴミをしっかり吸っていきます。
VC-CLX73の「すみまでヘッド」の特長
VC-CLX73の回転ブラシは2本に分かれてV字型になっているのが特徴です。
ブラシの外側の端にもブラシ毛があり、隅までゴミを集めます。
床の菌を除去し、ブラシは抗菌仕様となっています。
VC-CLX73のみ床見極めセンサーPlusのインジケーターでブラシの回転や吸引力の表示があって、掃除の状態がわかります。
ヘッドの右側にあるLEDライトが状態をお知らせしてくれます。
VC-CLW33とVC-CLS13の「からみレス自走ヘッド」の特長
VC-CLW33とVC-CLS13の回転ブラシは抗菌ブラシとなっています。
機能が少ない分、スリムで軽いです。
床見極めセンサーは回転ブラシの回転数を制御。吸引力は変わらないのでバッテリー消費も抑えられます。
運転モードと連続運転時間の違い
VC-SL130DS | VC-CLX73 | VC-CLW33 | VC-CLS13 | |
---|---|---|---|---|
連続運転時間 | 標準 約35分(約40分)※1 自動 約10~20分 強 約7分 | 標準 約35分(約40分)※1 自動 約10~20分 強 約8分 | 標準 約30分(約35分)※1 おすすめ 約15分 強 約8分 | 標準 約30分(約35分)※1 おすすめ 約15分 強 約8分 |
ダッシュモード | – | 〇 | 〇 | – |
連続運転時間の差は小さいですが、運転モードは異なってきます。
VC-SL130DSとVC-CLX73は自動モード
VC-CLW33とVC-CLS13はおすすめモード
となっています。
VC-SL130DSとVC-CLX73の自動モードは、床見極めセンサーPlusで床面によってブラシの回転数と吸引力が変わることで効率的に掃除するため、使用時間が約10~20分と幅があります。
VC-CLW33とVC-CLS13のおすすめモードは標準と強の中間の強さで吸引します。なので運転時間は約15分になっています。
VC-CLX73とVC-CLW33に搭載しているダッシュモードは、自動モード時(VC-CLW33はおすすめモード時)に「標準/強」ボタンを長押しすると約5秒間だけ強モードで吸引します。
特に汚れいている所や強モードでないと吸い込まない大きなゴミの時に、ワンタッチで掃除できるので便利です。
運転時間が約30分ほどですが、着脱式バッテリーのVC-SL130DSとVC-CLX73とVC-CLW33は予備バッテリーを持っていると交換して、続けて掃除できます
ゴミの捨て方の違い
ダストステーション搭載モデルVC-SL130DSが加わり、ゴミ捨ての概念が大きく変わりました。
VC-SL130DSは掃除ごとにダストステーションにゴミを収集するので、スティッククリーナー本体の集じん容積は0.0.3Lと小さめです。
ダストステーションにセットされた紙パックの容量は0.8Lと大きく、ゴミの容量や掃除頻度によりますが、約70日に1回のごみ捨てになります。
サイクロン式なのに、ごみ捨てで回数が減り、ほこりが舞わず衛生的です。
VC-CLX73はフィルターレスなので、フィルター掃除はありません。
ダストカップをつまんで取り外しできる「つまんdeポイ!」機能とポケットに細かいゴミがたまる「粉ごみポケット」でほこりが舞いません。
付属品の違い
VC-SL130DS | VC-CLX73 | VC-CLW33 | VC-CLS13 | |
---|---|---|---|---|
付属品 | 吸い拭き2WAYワイパー 2WAYノズル | 付属品収納スタンド ピカッとライト 吸い拭き2WAYワイパー 丸ブラシ すき間用ノズル | 付属品収納スタンド ピカッとライト ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間用ノズル | 丸ブラシ すき間用ノズル |
付属品は掃除の範囲や収納のしやすさが大きく違ってきます。
2024年モデルから新しく加わったのが「吸い拭き2WAYワイパー」です。
吸い拭き2WAYワイパーは市販のシートを取り付けることで、ゴミを吸いながらフローリングの拭き掃除ができます。
小さなおこさんの食べこぼしやペットがいる部屋があれば、ものすごく使うこと確定ですよね
「ピカッとライト」は付け替えできるライトなのが革新的なノズルです。
本体下やヘッド上など取り付ける位置を変えられるので、ゴミが良く見えます。いらない時は取り外せるので便利。
他メーカーは本体についているので、ライトが取り外しできるのは東芝だけです。
付属品収納スタンドがあるのがVC-CLX73とVC-CLW33のみです。VC-SL130DSはダストステーションが収納スタンドの役割をします。
VC-CLX73は吸い拭き掃除ができます。
VC-CLW33はふとんクリーナーとして使えます。
どこを掃除したいかで、付属品をチェックしておくのも大事ですね。
持ち手の形状や重さなどデザインの違い
VC-SL130DS | VC-CLX73 | VC-CLW33 | VC-CLS13 | |
---|---|---|---|---|
カラー | C シフォンベージュ K アッシュブラック | C メタリックベージュ | C シフォンベージュ | K アッシュブラック |
使いやすさ | フィットグリップ | らくわざフリーグリップ | らくわざフリーグリップ | らくわざフリーグリップ |
サイズ | 228x118x1092mm | 229x180x1095mm | 230x150x913mm | 230x140x1020mm |
標準質量※2 本体質量※3 | 約1.4kg 約0.9kg | 約1.7kg 約1.1kg | 約1.0kg 約0.67kg | 約1.2kg 約0.85kg |
ダストーステーション搭載タイプのVC-SL130DSは本体に大きなダストカップが不要でスリムなデザインになりました。
VC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13は本体デザインが似ていますが、質量の差が大きいです。
フィルターレスで高機能なVC-CLX73は約1.7kgと重め。腕の力の弱い高齢者や女性、子供は掃除するのに重たいと感じる人もいる重さです。自走式なので慣れてくれば大丈夫ですが。
軽々持って掃除したいならVC-CLW33やVC-CLS13がいいですね。
ここらへんは機能や条件と合わせて検討していきたいですね。
あとひとつ、持ち手の形状がVC-SL130DSと他3モデルとは異なります。
VC-SL130DSはスティック形状の「フィットグリップ」です。長さもあり持ちやすさを強調していますが、上下の持ち替えしかできません。
VC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13はJ型のハンドルで、持ち手角度を変えられて手首のグリップもしやすいです。
カラーも違い、掃除する気分を変えてくれますが、持ち手形状や重さも選ぶ時にチェックしてみてください。
VC-SL130DSとVC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13のおすすめのモデルは?
で、結局どれがおすすめなのよ?
東芝のスティッククリーナーのVC-SL130DSとVC-CLX73とVC-CLW33とVC-CLS13の4モデルを比較してきましたが、それぞれに特長があり、
(まだ選びきれない・・・)
という人におすすめチェックを解説していきます。
ダストステーションでごみ捨ての回数とストレスが減る「VC-SL130DS」
ダストステーションにゴミを集めるので約70日に1回の紙パック交換で、ゴミ捨てのストレスが減ります。
付属品は吸い拭き2WAYワイパーと2WAYノズルで、床に特化しています。
ゴミ捨てのストレス軽減や床掃除が多い家庭におすすめ。
アッシュブラックとシフォンベージュの2色あります。
フィルターレスサイクロンと高機能の最上位モデル「VC-CLX73」
フィルターレス・パワー・機能多と東芝の最上位モデルのVC-CLX73。
心配なのは重さのみです。
フィルターレスなので、ダストボックスなど丸ごと水洗いできるので気持ちいいです。
サイクロン式で楽にお手入れがしたい、狭い場所やフローリングなどストレスなくキレイに掃除したい人におすすめです。
約1.0kgの最軽量で身軽に掃除できる「VC-CLW33」
VC-CLW33の一番の特長は約1.0kgとめちゃくちゃ軽いことです。
掃除機が重たくて掃除がイヤになっている人が多いので、ぜひ軽いスティッククリーナーを使ってほしいです。
約1.0kgならお手伝いをしたい小さな子どもも扱える重さです。お子さんがいる家庭におすすめです。
安価で手軽に使いたいスタンダードモデル「VC-CLS13」
シンプルな機能+安価で手軽に使いたい人におすすめ。
機能もノズルも少なめです。ほとんど床掃除しか使わないというような条件なら後悔なく使えます。
まとめ
2024年モデルはダストステーション搭載モデルが加わって、トルネオも選ぶ幅が広がりました。
連続運転時間に大きな差はないので、付属品や掃除のしやすさで選ぶといいですね。