この記事はアイリスオーヤマのウェーブ型オイルヒーターIWH2-1208MとIWH2-1208Dの違いを比較しています。
オイルヒーターにも「マイコン式」と「メカ式」があります。
違いは簡単に言うとマイコン式はボタン操作、メカ式はダイヤル操作で見分けるとわかりやすいです。
機能的にはマイコン式が機能が多く細かく好みの設定で快適に過ごせます。メカ式は機能をしぼって簡単な操作・設定で使いやすくなっています。
好みで選ぶといいです。
IWH2-1208Mはマイコン式で
強・中・弱・エコモードがあり、エコモードは室温検知して自動運転します。
温度調節は10~28℃で細かく設定できます。
切タイマーも1時間単位で細かく設定できます。
IWH2-1208Dはメカ式で
強・中・弱の3つの運転モードで
温度調節は低~高とざっくりした感覚で設定します。
マイコン式でエコモードや細かな温度設定、切タイマーがあります♪
マイコン式のIWH2-1208Mは切タイマーがあるので、切り忘れもなく、使い方で節電効果も期待できます。
メカ式はシンプルに運転モードと温度を設定して使います。
マイコン式が便利ですが、メカ式は価格をおさえられているので買いやすいです。
メカ式でシンプルな機能^^
IWH2-1208MとIWH2-1208Dの違いを比較
ここからはIWH2-1208MとIWH2-1208Dの違いをくわしくみていきましょう。
IWH2-1208Mのマイコン式とIWH2-1208Dのメカ式の違い
マイコン式とメカ式の違いは操作方法で見分けると簡単です。
マイコン式のIWH2-1208M
マイコン式はボタン操作です。
小さな表示パネルもあり、温度調整・切タイマー・モード切替と機能も多いです。
メカ式のIWH2-1208D
メカ式はダイヤル操作です。
温度調節はダイヤルを回して設定しますが、はっきりとした目盛がないので感覚で温度を調整します。
マイコン式は多機能で便利、メカ式は直観的に操作できるメリットがあるので使いやすい方を選ぶといいですね。
IWH2-1208Mはエコモードがある
IWH2-1208Mにはエコモードは付いています。
エコモードはオイルヒーターは室温を感知して、自動で出力を切り替えます。暖まれば出力は低くなり、寒ければ出力を上げて調整します。
自分で調整しなくていいので、ラク&快適に過ごせます。
温度設定はIWH2-1208Mは温度で、IWH2-1208Dは感覚で設定する
IWH2-1208Mは1℃単位で10~28℃までの温度設定ができます。
IWH2-1208Dは低~高までを適切な位置に合わせて温度調節します。
IWH2-1208Mは切タイマーがある
IWH2-1208Mには切タイマーが付いています。切忘れそうな時は切タイマーをしておけば安心です。
IWH2-1208Mはチャイルドロックが付いている
IWH2-1208Mはチャイルドロックが付いています。
小さなお子さんがいる家庭ではあった方がいいですね。こどもは好奇心旺盛なので誤って操作してしまうことがあります。
安全に使うためにはチャイルドロックは必要です。
サイズ・重さの違い
IWH2-1208M | IWH2-1208D | |
---|---|---|
サイズ(幅x奥行x高さ) | 25.6×37.5×63.0cm | 25.6×39.5×63.0cm |
重さ | 約9.1kg | 約9.0kg |
IWH2-1208Dの奥行が2cm大きいのはダイヤルが飛び出している分です。なので、サイズは同じと言ってもいいでしょう。
重さはIWH2-1208Dは約0.1kg軽いですが、こちらも気にするほどでもない差です。
IWH2-1208MとIWH2-1208Dの価格の違い
IWH2-1208M マイコン式 | IWH2-1208D メカ式 | |
---|---|---|
アイリスプラザ | – | – |
Amazon | 15,179円 | 13,130円 |
楽天市場 | 12,800円 | 10,800円 |
Yahoo!ショッピング | 12,800円 | 12,800円 |
※2022年1月21日現在の価格です。価格は変動しますので、購入時に再度ご確認ください。
マイコン式のIWH2-1208Mが少し価格が高めです。このくらいの価格差なら機能の多いIWH2-1208Mを選んだ方が後悔が少ないです。
IWH2-1208Mは切タイマーや温度調節で快適に使いたいあなたにおすすめ
IWH2-1208Dシンプル機能で予算をおさえたいあなたにおすすめ
IWH2-1208MとIWH2-1208Dの電気代はどのくらい?
オイルヒーターは電気代が掛かる、ウェーブフィンは効率が良い、と色々なことが言われるオイルヒーターですが、実際の電気料金はどのくらいなのでしょうか。調べてみました。
運転モード・消費電力 | 1時間使用 | 8時間使用 | 1日8時間 30日使用 |
---|---|---|---|
強 1200W | 32.4円 | 259.2円 | 7,776円 |
中 700W | 18.9円 | 151.2円 | 4,536円 |
弱 500W | 13.5円 | 108円 | 3,240円 |
エコ 自動 | – | – | – |
※1kWhあたりの電気代を27円として計算しています。地域・環境・電気会社により料金は変わります。おおよその目安として参考にしてください。※エコモードは室温により自動で運転を切り替えるため計算できません。
3段階のヒーター切替で、部屋が暖まるまでは強運転、暖まれば弱運転などで工夫すれば電気代が抑えられます。
IWH2-1208Mは切タイマーやエコモードがあるので、より節電を工夫できます。
使い方や工夫により、快適&節電の効果を上げてください。
KIWH2-1210DとKIWH2-1210Mとの違い
IWH2-1208DとIWH2-1208Mの品番によく似た品番があります。
この2機種は10枚フィンのオイルヒーターです。この2機種と、今回紹介している2機種は同じシリーズとなります。
各機種の機能をまとめると
IWH2-1208D | メカ式 | 8枚フィン |
IWH2-1208M | マイコン式 | 8枚フィン |
KIWH2-1210D | メカ式 | 10枚フィン |
KIWH2-1210M | マイコン式 | 10枚フィン |
というふうに操作方法とフィンの枚数が違います。
オイルヒーターを置くスペースや、予算などを考慮して検討するのがいいですね。
オイルヒーターの暖まるまでの時間は?
オイルヒーターは電気料金の他に暖まるまでの時間が掛かるということで疎遠する人が多いです。
ですが、時間が掛かる以上にメリットもあります。
オイルヒーターで部屋が暖まる時間は約30分~1時間ほど掛かると言われています。寒い外から帰ってきてすぐに暖まるには時間が掛かりすぎるので、オイルヒーターには適任ではありません。
すぐに暖まりたいのならセラミックファンヒーターや電気ストーブがいいでしょう。
オイルヒーターは部屋にいてゆっくり暖まりたい人に適しています。
さらに火を使えない環境、お子さんやペットがいたり、乾燥を避けたい人にオイルヒーターは適しています。
ずっと部屋にいて、火を使いたくない環境にはおすすめです。
まとめ:マイコン式IWH2-1208Mが多機能で快適
マイコン式のIWH2-1208Mはボタン操作で切タイマーや温度調節、チャイルドロックなど多彩な機能です。
メカ式のIWH2-1208Dはモードと温度調節のシンプルな機能です。切タイマーはないので、切り忘れしないように気をつけなければいけません。ダイヤルで直観的に操作しやすいです。
購入時はいらないかなと思いがちですが、切タイマーはあると便利です。
使っていたらやっぱり切タイマーはある方がよかったと、いろんな家電の口コミであります。
生活スタイルに合わせて選ぶといいですね。