この記事はアイリスオーヤマのウェーブ型オイルヒーターのIWHD-1208MとKIWHD-1210Mの違いを比較しています。
オイルヒーターは白物家電のイメージがあります。
アイリスオーヤマでは
- IWHD-1208M
- KIWHD-1210M
2機種がブラックです。部屋が引き締まるようなかっこいいブラックです。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの違いは
フィンの枚数が違います。フィンの枚数が多いほど空気と接する面積が大きくなるので効率がよくなります。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mは消費電力が同じなので、10枚フィンのKIWHD-1210Mが効率がいいです。
IWHD-1208Mは
8枚のウェーブフィンで
価格をおさえられます。
KIWHD-1210Mは
10枚のウェーブフィンで効率よく暖めます。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの違いを比較
ここからはIWHD-1208MとKIWHD-1210Mの違いをくわしくみていきましょう。
違いは3点です。
①フィンの枚数の違い
オイルヒーターはフィンの面積が広いほど輻射熱が増えるので効率がよくなります。
IWHD-1208Mのフィンの枚数

IWHD-1208M-Bは8枚のウェーブフィンです。
KIWHD-1210Mのフィンの枚数

KIWHD-1210Mは10枚のウェーブフィンです。
オイルヒーターはフィン内部のオイルが放熱して部屋を暖めます。ということはフィンの枚数が多い方がより放熱が多いため、暖かくなる効率が上がります。
適用床面積、消費電力は同じ。
KIWHD-1210Mが効率よく暖かくなります。
ストレートフィンとウェーブフィンの違い
フィンの話が出たので少し外れますが、ここでストレートフィンとウェーブフィンについて説明しておきます。
オイルヒーターには「ストレートフィン」と「ウェーブフィン」があります。
今回のIWHD-1208MとKIWHD-1210Mは両機種ともにウェーブフィンです。
オイルヒーターはフィンの表面積が大きい方がより効率よく暖まります。ストレートフィン<ウェーブフィンとなり、曲線の多いウェーブフィンが表面積が大きくなります。
より効率を求めるならウェーブフィンのオイルヒーター。
初心者や買いやすい価格を重視するならストレートフィンのオイルヒーター。
環境や地域によっても変わってくるので、特徴や予算と合わせて検討してください。
②サイズ・重さの違い
IWHD-1208M | KIWHD-1210M | |
---|---|---|
サイズ (幅x奥行x高さcm) | 25.6×37.0x67.0cm | 25.6×44.5×67.0cm |
重さ | 約8.4kg | 約9.9kg |
幅や高さは同じですが、奥行きのサイズが違います。
重さも約1.5kgほど違います。
フィンの枚数でサイズや重さが違ってきます。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの価格の違い
機能や適用床面積は同じですが、フィンの枚数が違うので価格も違ってきます。
IWHD-1208Mの価格
アイリスプラザ:24,390円
Amazon:15,300円前後
楽天市場:19,800円前後
Yahoo!ショッピング:19,800円前後
2022年に入ってから価格が少しずつ上昇しています。こまめにチェックしつつ、いいタイミングで購入してください。
KIWHD-1210Mの価格
アイリスプラザ:26,850円
Amazon:14,380円前後
楽天市場:23,544円前後
Yahoo!ショッピング:19,800円前後
2022年に入ってから価格は横ばい状態です。価格をチェックして購入してください。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mのおすすめはどっち?
ではどちらがおすすめでしょうか。まだ悩んでいる方は購入の際の参考にしてください。
IWHD-1208Mがおすすめなあなた
KIWHD-1210Mがおすすめなあなた
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの電気代はどのくらい?
オイルヒーターが選ばれない理由に電気代が高い!という意見があります。
電気代はどのくらいのなるが調べてみました。
家電は消費電力と時間からおおよその電気料金を計算できます。表にまとめてみました。
運転モード・消費電力 | 1時間使用 | 8時間使用 | 1日8時間 30日使用 |
---|---|---|---|
強 1200W | 32.4円 | 259.2円 | 7,776円 |
中 700W | 18.9円 | 151.2円 | 4,536円 |
弱 500W | 13.5円 | 108円 | 3,240円 |
エコ 自動 | – | – | – |
※1kWhあたりの電気代を27円として計算しています。地域・環境・電気会社により料金は変わります。おおよその目安として参考にしてください。※エコモードは室温により自動で運転を切り替えるため計算できません。
3段階のモードとエコモードがあり、エコモードは室温を感知し自動で運転を切り替えてくれます。エコモードをうまく使えば節電になります。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mは切タイマーもついているので、うまく利用すれば電気料金をおさえることができます。
オイルヒーターは暖まるまでどのくらい?
オイルヒーターを疎遠する理由に「暖まるまでの時間が掛かる」というのがあります。
確かにオイルヒーターは暖まるまで約30分~1時間ほど掛かります(環境などにより変わります)。
すぐに暖まりたい人はセラミックファンヒーターやストーブがいいでしょう。
オイルヒーターは安全にやさしく暖まりたい人に向いています。
オイルヒーターは火を使わずに暖めるので安全です。また温風の出るセラミックファンヒーターやエアコンのように部屋の空気が乾燥することもありません。
気になる肌の乾燥や喉や風邪の対策も抑えられます。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの共通の特長
ここからはIWHD-1208MとKIWHD-1210Mの共通の特長を紹介します。
ヒーター出力3段階+エコモード


ヒーター出力は弱(500W)・中(700W)・強(1200W)の3段階とエコモードの4つの設定があります。季節の寒さに合わせて設定できて、エコモードは電気代をおさえてくれます。
部屋があたたまるまでは中や強モードで、暖かさが安定してきたらエコモードに設定しておくと快適ですね。
入/切タイマーは1時間刻み

入/切タイマーはそれぞれ1時間単位で24時間まで設定できます。
入タイマーは起床前に設定しておくと、暖かくなった部屋ではすっきりふとんから出られますね。
電気代が気になる時や切り忘れ防止に切タイマーを使っておくのも便利です。
コードホルダー付き

本体横にコードホルダーがあるので、使わない時はコードはまとめてスッキリ収納できます。
移動時などにコードが垂れて引きずるとジャマになりますから、コードホルダーがあるとストレスがなくなります。
安全機能で安心

- 転倒時自動OFF機能:本体が傾いたり倒れたら運転を停止する
- 加熱防止機能:本体が加熱すると安全装置が作動して運転を停止する
- チャイルドロック:子供の誤操作をふせぐ
安全機能があるので安心です。
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mのスペック表
コード長さ | 約1.6m |
フィンの形状 | ウェーブフィン |
ヒーター切替 消費電力 | 強 1200W 中 700W 弱 500W エコ - |
入/切タイマー | 1~24時間 (1時間刻み) |
温度調節 | 10~28℃ (1℃刻み) |
その他機能 | コードホルダー付き 転倒時自動OFF機能 過熱防止機能 チャイルドロック |
カラー | ブラック |
発売年 | 2019年 |
適用床面積
木造 | コンクリート住宅 | |
---|---|---|
断熱材なし 断熱材50mm | 3畳(4.9㎡) 6畳(8.6㎡) | 4.5畳(6.9㎡) 8畳(12.9㎡) |
8枚ウェーブフィン。予算をおさえられます^^
10枚ウェーブフィン。効率がいい^^
IWHD-1208MとKIWHD-1210Mの違いを比較 ウェーブ型オイルヒーターのまとめ
アイリスオーヤマのオイルヒーターでブラックはIWHD-1208MとKIWHD-1210Mのみです。
ブラックはインテリアを重視している人に人気です。