この記事ではアイリスオーヤマのリンサークリーナーの全機種の選び方や特長をまとめています。
ソファやイスの座面などの布面の汚れを落とすリンサークリーナーは検索するとほぼアイリスオーヤマばかり。独占状態ですね。
だから売れている・・・わけではありません。機能や性能が十分だからこそ売れています。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーは
- RNS-P10
- RNSK-P10
- RNS-300
- RNSK-300
- RNS-B400D
- RNSK-B400D
6機種あります。シンプルにP10シリーズ・300シリーズ・400シリーズに分けるとわかりやすいです。
ざっくり分けると
使い方によって選び方が大きく変わります。
次に
この3つをチェックしておけば、あなたに合ったリンサークリーナーを選ぶことができます。
詳しくは本文の「リンサークリーナーの選び方」で紹介します^^
選び方の他にも全機種比較やよくある質問もまとめていますので、ぜひ読んでみてください。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーの比較一覧表
アイリスオーヤマのリンサークリーナー6機種を比較表でまとめました。
品番 | サイズ (幅x奥行x高cm) | 質量 | コード長さ | 吸込仕事率 | 回収タンク 有効容量 | 清水タンク 容量 | ホース長さ | ヘッド | 付属品 | 発売年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RNS-P10 | 29x18x27cm | 約3.2kg | 約3m | 30W | 約0.4L | 約1.1L | 直径30mmx1.2m | ブラシ付きヘッド T型ヘッド 自動散水 | ハンドツール2種 ホルダー | 2021年2月 |
RNSK-P10 | 29x18x27cm | 約3.2kg | 約5m | 30W | 約0.4L | 約1.1L | 直径30mmx1.2m | ブラシ付きヘッド T型ヘッド 自動散水 | ハンドツール2種 ホルダー | 2021年9月 |
RNS-300 | 24.8×14.6×31.2cm | 約2.7kg | 約3m | 約0.5L | 約0.3L | 直径29mmx1m | ハンドツール レバーを引く | ハンドツール バキュームホース ホルダー ホースフック コードフック2ヶ | 2019年11月 | |
RNSK-300 | 24.8×14.6×31.2cm | 約2.7kg | 約3m | 約0.5L | 約0.3L | 直径29mmx1.5m | ハンドツール レバーを引く | ハンドツール バキュームホース ホルダー ホースフック コードフック2ヶ | 2021年9月 | |
RNS-B400D | 23.3×21.3×27.7cm | 約2.4kg | コードレス | 20W | 約0.4L | 約0.4L | 直径19mmx960cm | ハンドツール(噴射2種) レバーを引く | ハンドツール バキュームホース 清掃ブラシ バッテリー 充電アダプター | 2022年11月 |
RNSK-B400D | 23.3×21.3×27.7cm | 約2.4kg | コードレス | 20W | 約0.4L | 約0.4L | 直径19mmx960cm | ハンドツール(噴射2種) レバーを引く | ハンドツール バキュームホース 清掃ブラシ バッテリー 充電アダプター | 2022年11月 |
6機種を比較すると、それぞれが少しずつ違うので選びにくいです。P10シリーズで比較、300シリーズで比較、400シリーズで比較と絞っていくといいですね。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーの選び方
比較一覧表では選びにくいと思います。ここからはポイントを絞って比較する選び方を紹介します。
順番通りでなくてもあなたが重要な条件だと思う項目からチェックしていくと、最終的に選ぶべき機種が見つかります。
ポイント①掃除したい範囲、場所を確認する
アイリスオーヤマのリンサークリーナーはP10シリーズと300シリーズと400シリーズに分けることができます。
P10シリーズは清水タンク容量が大きく、ハンドツールが2種付属していることから、広い場所やすき間やピンポイントなどいろいろな場所を掃除できるようになっています。
またハンドツールがスッキリしているので、車内など狭い場所も掃除しやすいです。
300シリーズは清水タンクが小さめでハンドツールに位置しているので、ちょこっと使いに便利です。狭い場所は清水タンクがジャマになるので不向きです。
400シリーズはコードレスなので電源のない場所や届かない場所で使えます。ただし使用時間がバッテリー1ヶにつき約10分なので短時間の掃除しかできません。
広範囲・複雑な形状の掃除は時間がかかるので向きません。
それぞれの特長があるので
- どのくらいの範囲(広範囲・小さな範囲)
- どのくらい時間で(長時間・短時間)
- どんな場所(平らな広い場所・壁際やすき間の狭い場所)
掃除をするのかの確認が必要です。
そんな、これから未来でどんな場所を掃除するかわからないわ
長く使いたい意見もあります。
範囲も場所も特定せずに、いろんな状況で使いたい時はP10シリーズを選んでおくと対応できます。
ポイント②付属のハンドツールで選ぶ
P10シリーズと300シリーズでは付属のハンドツールが違います。
RNS-P10とRNSK-P10のハンドツール
P10シリーズではブラシ付きヘッドとT型ヘッドの2種類が付属しています。
ブラシ付きヘッドでは届かない部分などにT型ヘッドを使うと隅々までキレイに掃除できます。
P10シリーズのヘッドはトリガーを握ると自動散水します。広い場所の掃除での手の負担が軽くなります。掃除はできるだけ楽な方が楽しいですから。
RNS-300とRNSK-300のハンドツール
RNS-300のハンドツールは1種類のみです。清水タンクがハンドツールにあります。ハンドツールごと洗えるので片付けがラクです。
300シリーズのハンドツールでは散水は手動です。トリガーを引いて汚れた部分に水を吹き付けます。
吹き付ける水を自分で調整できますね。
RNS-B400DとRNSK-B400Dのハンドツール
RNS-B400DとRNSK-B400Dはコードレスを検討する時にハンドツールもチェックしてください。
RNS-B400DとRNSK-B400Dの付属ハンドツールは1種類のみです。
噴射口にあるノズルを回して、直射と霧吹きの2種類の噴射ができます。ブラシ付きで広い範囲を掃除するのに向いています。清水タンクがハンドツールにあるため、狭い場所には不向きです。
ポイント③運転音をチェック
P10シリーズは300シリーズより音が約10dB静かです。
リンサークリーナーは水分を吸うので大きな音がします。
それは仕方ありません。ではどのくらいの音かというと・・・こちらの動画をみてください。
※音量注意!
動画で使用しているのはRNS-P10です。
約10dB低減したRNS-P10がこのくらいの音なので、300シリーズはもっと音が大きくなります。
約10dBは約3倍の音の大きさの差があります。
ペットが音で怖がったり、ご近所さんへの騒音の配慮を考えると静かな方がいいですよね。音についても忘れずに確認してください。
運転音が一番おさえられているのがRNS-B400DとRNSK-B400Dです。
明確な騒音値は表記がありませんが、初代機RNS-300に比べて運転音が約23dB低減。RNS-P10は約10dB低減なので、コードレスの400シリーズはさらに運転音がおさえられています。
RNS-P10とRNSK-P10とRNS-300とRNSK-300の違いを比較
コード式のRNS-P10とRNSK-P10とRNS-300とRNSK-300の違いをまとめました。
比較一覧表ではわかりにくかった違いをチェックしていきましょう。
違い①回収タンク・満水(清水)タンク容量の違い
回収タンクは汚れた水を溜めておくタンクです。
満水タンクは吹き付ける水を溜めておくタンクで清水タンクと呼ぶこともあります。
回収タンクと満水タンクはそれぞれの機種で容量が違います。
RNS-P10 RNSK-P10 | RNS-300 RNSK-300 | |
---|---|---|
回収タンク | 約0.4L | 約0.5L |
満水タンク | 約1.1L | 約0.3L |
P10シリーズが満水タンクが大きく1L以上の容量があります。広い範囲を掃除する時は水の追加回数が少なくて済みます。
300シリーズは満水タンクがハンドツールにあるので約0.3Lと小さめです。トリガーで引いて水を吹き付けるためにハンドツールにあります。
違い②ハンドツールの違い
P10シリーズはブラシ付きヘッドとT型ヘッドが付属。
300シリーズはブラシ付きヘッドのみ付属です。
詳しくは選び方の「ポイント②付属のハンドツールで選ぶ」を読んでください。
違い③運転音の違い
運転音についても「ポイント③運転音でチェック」を読んでください。
P10シリーズが300シリーズよりも約10dB静かになりました。音の大きさは3倍にもなるので、環境などを含めて選んでください。
違い④ホースの長さの違い
ホースの長さが機種により違います。
RNS-P10 RNSK-P10 | RNS-300 | RNSK-300 |
---|---|---|
直径30mmx1.2m | 直径29mmx1m | 直径29mmx1.5m |
P10シリーズと300シリーズではホースの太さも違いますね。
RNS-300から改良されたRNSK-300は1.5mと長くなり、動きやすくなりました。
違い⑤サイズ・重さ・コード長さ・消費電力の違い
RNS-P10 | RNSK-P10 | RNS-300 | RNSK-300 | |
---|---|---|---|---|
サイズ(幅x奥行x高さcm) | 29x18x27cm | 29x18x27cm | 24.8×14.6×31.2cm | 24.8×14.6×31.2cm |
重さ | 約3.2kg | 約3.2kg | 約2.7kg | 約2.9kg |
コード長さ | 約3m | 約5m | 約3m | 約3m |
消費電力 | 310W | 310W | 330W | 330W |
サイズや重さなどそれぞれ違いますが、チェックしておきたいのがRNSK-P10のみコード長さが約5mと長いです。
コードが長いと車のシートを掃除する時など延長コードを使わずに掃除できますね。
アイリスオーヤマのリンサークリーナーのおすすめはどれ?
選び方や違いがわかったところで6機種のおすすめポイントをまとめてみました。
RNS-P10はこんな人におすすめ
RNSK-P10はこんな人におすすめ
RNS-300はこんな人におすすめ
RNSK-300はこんな人におすすめ
RNS-B400Dはこんな人におすすめ
RNSK-B400Dはこんな人におすすめ
アイリスオーヤマのリンサークリーナーの共通のよくある質問
ここからはリンサークリーナーのよくある質問をまとめました。
汚れが落ちない!洗剤を使ってもいい?
長い時間経過している汚れは落ちない又は跡が残ることがあります。
約40℃までのお湯が使えるので、まずはお湯で汚れが落ちるか試してみてください。
それでも落ちにくい場合はリンサークリーナー専用の洗浄液や洗剤があります。
リンサークリーナー専用洗浄液RNSE-460
pH13.2の強アルカリ電解水でタンパク質汚れ・皮脂汚れに強いです。
消臭+除菌もできるので、清潔にできます♪
リンサークリーナー専用洗剤RNSS-300K
油汚れに特化した洗剤なので、ケチャップのシミや化粧品の汚れなどを落とします。
リンサークリーナーは泡立ちに弱いので、RNSS-300Kは泡立ちしにくい仕様です。
消臭効果もあります。