AX-XA30とAX-XA20の違いを比較 シャープウォーターオーブンヘルシオ

この記事はシャープのウォーターオーブンヘルシオのAX-XA30とAX-XA20の違いを比較しています。

ウォーターオーブンヘルシオのプレミアム（最上位）モデルがAX-XA30とAX-XA20です。

AX-XA30は2022年9月に新発売、AX-XA20は2021年モデルで型落ちとなりました。

新モデルAX-XA30と旧モデルAX-XA20の違いは

AX-XA30はよりおいしく食べられる機能が追加しました。

スチームを使うことで食材がかたくならずに温めることができます。特に焼き魚は温めるとかたくなってしまうことがありますが、ヘルシオならスチームでふっくらおいしく温めます。

さらにお取り寄せの冷凍食材をほどよく解凍できる「食べごろ解凍」機能が搭載しているので、さらに活用の幅が広がります。

本文では

• AX-XA30とAX-XA20の違い
• AX-XA30とAX-XA20のおすすめは？
• AX-XA30とAX-XA20の口コミ評判
• AX-XA30とAX-XA20の特長

をわかりやすくまとめています。価格も調査していますので参考になれば幸いです＾＾

AX-XA30とAX-XA20の違いを比較

AX-XA30とAX-XA20の違いをくわしくみていきましょう。

違いは4点です。違いをチェックしてから、価格をみていきましょう。

①AX-XA30はヘルシオあたため（おいしさ復元）で焼き物が追加

ヘルシオあたため（おいしさ復元）は水のチカラで、冷めた食材をあたためておいしさを復元します。

たとえば

• 揚げ物→揚げたてのようなさっくり感
• 蒸し物→蒸したてのようなしっとり食感
• パン→外はサクサク、中はふんわり
• NEW!焼き物→ふっくらとやわらかい食感

水を使うからしっとり感やサクサク感が生まれ、おいしく食べることができます。

焼き魚などは冷めたらかたくなってしまいます。ヘルシオで温めるとやわらかい食感に復元。おいしく食べやすくなります。

②AX-XA30は食べごろ解凍機能が搭載

おうち時間で増えた冷凍食材を調理して食べる習慣が馴染んできました。

「食べごろ解凍」は冷凍食材をほどよくたべごろに解凍する機能です。ローストビーフは自然解凍では時間がかかり、温めると加熱しすぎになり、なかなか食べごろでおいしく食べられません。

ヘルシオの「食べごろ解凍」機能で解凍時間を短縮しつつちょうどよく解凍します。

食べごろ解凍機能は食材に合わせたメニューが必要なので、無線LAN接続が必要になります。

③掲載メニュー数の違い

	AX-XA30	AX-XA20
掲載メニュー数	256	333
自動メニュー数	260	373

新モデルAX-XA30は掲載メニュー数（自動メニュー数）が少なくなりました。

ヘルシオは無線LAN接続すると、色々な機能が使えるようになります。

• 音声で調理の設定ができる
• 対話で献立相談ができる
• メニューを選んでヘルシオに登録できる

掲載メニュー数が少なくても、無線LAN接続設定をしていればメニューを増やせます。

15メニューまで登録可能で、必要なメニューをお好みで増やして使いやすくなります。

なので掲載メニュー（自動メニュー）が少なくなっても心配ありません。

④カラー・デザインの違い

AX-XA30はデザインもカラーも大幅に変わりました。

AX-XA30のカラーバリエーションとデザイン

AX-XA30はバイブレーションレッド、バイブレーションブラウン、バイブレーションシルバーの3色のラインナップです。

本体ドア部分に丈夫で質の高いバイブレーション仕上げを施したアルミニウム素材、ハンドルには金属素材を採用。平面と直線にこだわり飽きのこないデザインです。

AX-XA20のカラーバリエーションとデザイン

AX-XA20はレッド系とホワイト系の2色です。

AX-XA30とAX-XA20の価格の違い

AX-XA30はヘルシオあたため（おいしさ復元）と食べごろ解凍機能を搭載。デザインやカラーも一新しました。

AX-XA20は型落ちとなり価格も下がり買いやすくなっています。

※2023年4月12日時点の価格です。価格は変動しますので購入時に再確認してください。価格はセール時の場合があることをご了承ください。

AX-XA30の価格

発売時20万円ほどだったのが、少しずつ下がってきてお得な価格帯になってきています。底値は見えていないので、まだ下がる予測。

バイブレーションレッド▼

バイブレーションブラウン▼

バイブレーションシルバー▼

AX-XA20の価格

2022年9月に型落ちしてから価格がグッと下がりましたが、まだ価格が少しずつ下がり続けています。底値はまだ見えていません。

レッド系▼

ホワイト系▼

AX-XA30とAX-XA20のおすすめは？

ではどちらがおすすめでしょうか。まだ悩んでいる方は購入の際の参考にしてください。

AX-XA30をおすすめなあなた

焼き物が好きでたくさん食べるならAX-XA30がいいですね。お惣菜を買ってきておいしく食べることができます。ベタッとしたお惣菜を食べるほど悲しいことはありません。

家族で食べるからこそプレミアムモデルの高機能で笑顔の食卓を囲みたいですね。

AX-XA20をおすすめなあなた

温め機能や食べごろ解凍の機能が少なくても、十分機能を備えているのが2021年モデル。

3つのセンサー（赤外線ムーブセンサー・らくチン！センサー・温度センサー）で上手にあたためます。さらにスチーム解凍機能も搭載です。

機能的に劣るわけではなく、いくつかの機能が少ないだけのAX-XA20なので、価格の下がったしんきゅモデル入れ替えの時期の購入はお買い得期間でおすすめです。

AX-XA30とAX-XA20の口コミ評判

次はAX-XA30とAX-XA20の口コミ評判を紹介します。AX-XA30は発売して日が浅いので、口コミが少なかったです。

AX-XA20の口コミをまとめました。

話す家電なので、慣れていないとうるさいと感じる人もいます。しゃべらないようにオフにできます。

野菜のおいしさに大満足している口コミがたくさんありました。いろんな食材をまとめて調理できるのもカンタンで時短にもなりますね。

AX-XA30とAX-XA20の共通の特長

ここからはAX-XA30とAX-XA20の共通の特長を紹介します。

水の力でうるおいとおいしさ

AX-XA30とAX-XA20は、水の力で調理するウォーターヒート技術を搭載している共通の特長があります。

このウォーターヒート技術は、「過熱水蒸気」と呼ばれる、100℃を超える温度に加熱された水蒸気を利用します。

この過熱水蒸気を利用することで、食材に触れて水に変わることで適度なうるおいを与え、焼き目をつけながらも食材の中心までしっかり火を通し、おいしく仕上がります。

高温の過熱水蒸気を庫内に充満させるため、栄養素を守ることができ、素材本来の旨みや甘みを引き出します。庫内に酸素が少ない低酸素調理ができるため、素材の水分も奪われず、よりおいしく調理できるんですね。

水のチカラを利用したこのウォーターヒート技術は、熱風やヒーターを使った調理に比べて、食材の水分が奪われず栄養素やおいしさを保ったまま調理できます。

野菜の旨みを引き出す

AX-XA30とAX-XA20は特殊な加熱技術を使いながら、野菜の旨みを引き出すことができます。

たっぷりの過熱水蒸気を使って食材を加熱しますが、食材に水分を与えながら、食材本来の旨みや甘みを引き出します。

アスパラガスをウォーターオーブンヘルシオで調理すると、うまみ成分が約1.5倍に増え、にんじんはうまみ成分が約1.7倍に増えるとされています。

余分な塩分を落として、必要な栄養素を守る

AX-XA30とAX-XA20は、水で焼くことで余分な脂や塩分を落とし、必要な栄養素とおいしさを守ります。

チキン南蛮は約85kcalもカロリーダウンし、塩ざけも約7.6%も塩分が減らせます。

かぼちゃのビタミンCも約1.3倍も増えるので抗酸化作用のある栄養素を守ります。普段の食材で簡単にヘルシーな料理を作りたい方におすすめです。

蒸気量と温度をコントロール

AX-XA30とAX-XA20は、蒸気量と温度をコントロールすることができます。

あぶり豊潤焼きは、表面をあぶってから低温でじっくり加熱することで、おいしさと柔らかさを保ちます。あぶり焼きは、高い火力で焼いて、食材に焼き色をつけます。

低温調理では、水蒸気をたっぷりと使って、野菜などを本来のおいしさを引き出す温度で加熱します。

ヘルシオでかんたん調理

ヘルシオは調理に必要な時間や手間を短縮しおいしさを復元する機能があります。

ヘルシオにはおまかせ調理という機能があります。食材の種類を選ぶだけで、自動で最適な温度や時間で調理してくれます。

さらにヘルシオにはオーブンやグリル、レンジの機能も備わっており、幅広い調理に対応しています。

ヘルシオで調理することで、手軽においしい料理が作れる上に、栄養素も残しやすいというメリットがあります。

おまかせで調理

AX-XA30とAX-XA20はおまかせで調理ができます。

食材を角皿に並べてキーを押すだけで、冷凍・冷蔵・常温、たっぷりでも少量でも、自分の好みの食材を調理します

4つの調理方法（網焼き・揚げる、焼く、炒める、蒸す・ゆでる）から選ぶだけで、メニューのバリエーションも広がります。

上段でまかせてメイン料理を作りながら、下段で同時に野菜や惣菜のあたためをして、時短で多くのメニューを作ります。

ヘルシオあたため（おいしさ復元）

AX-XA30とAX-XA20の「ヘルシオあたため（おいしさ復元）」機能は、冷めたおかずや買ってきたお惣菜などを水の力で、できたてのようなおいしさにあたため直すことができます。

家族が帰宅した時間がずれたときや、テイクアウトしたお料理やファストフードも、ヘルシオあたためを使えば、まるでできたてのようなおいしさに復元できます。冷凍した生食パンも、ふわふわ食感がよみがえります。

食べごろ解凍は、ローストビーフなら約30分でちょうどよく解凍できます。

手間と時間がかかるお取り寄せの冷凍食材も、この機能で解凍時間を短縮できます。

無線LAN接続で便利に

無線LANに接続することで、より便利にヘルシオを使えます。

スマホアプリでメニュー検索

AX-XA30とAX-XA20には、スマホアプリ「COCORO HOME」の「COCORO KITCHENレシピサービス」が搭載されています。

このアプリを使えば、約1300のメニューから好きな料理を選び、スマホからヘルシオに送信して加熱設定をカンタンに行えます。

本体画面からメニューをダウンロードすることができます。

クックリスト機能では、テーマやジャンルごとにメニューがまとめられ、新しい料理の発見や日々の食事の楽しみが広がります。外出先でも手軽に使えるこのアプリで、すき間時間で検索してみるのもいいですね。

AIで学習

AX-XA30とAX-XA20には、AIによる学習機能があります。

この機能によって、家庭での調理履歴を学習し、使用スタイルに合わせてよく使うメニューを本体の操作画面に表示します。

朝によく使うトーストやお弁当用おかずなど、使いたいメニューを簡単に探せるので便利です。この機能は使うほどに我が家仕様になっていきます。自分好みのメニューが自動的に表示されるようになるので、どんどん使いやすくなります。

新着情報もお知らせ

AX-XA30とAX-XA20には、本体画面に新着情報をお知らせしてくれます。スマホで確認しなくても、本体の「COCORO KITCHEN」キーを押すだけで、新着メニューやクックリストなどのお知らせを本体で確認できます。

朝によく使うトーストやお弁当用おかずを表示してくれます。便利ですよね。

迷ったら対話で解決

大丈夫！操作に迷った時も、ヘルシオに話しかけて解決できます。

ヘルシオはあなたの言葉を理解して、必要な設定をしてくれるので、後はスタートボタンを押すだけです。

献立選びにも困りません。クラウド上で対応メニューが増えていくので、ご購入後も新しいメニューが楽しめます。

AI（人工知能）が家族の嗜好や調理履歴を考慮して、あなたにピッタリのメニューを提案してくれます。だから、迷ったらヘルシオに聞いてみてください！

レンジ機能で時短

ヘルシオは時短調理してくれる機能がいっぱいです。

分量設定不要で自動調理

分量設定不要でらくチン！機能は食品から発生する蒸気の量で加熱具合を見分けることで、分量設定が不要で自動で調理できます。

1人分でも4人分でも同じようにサッと作れるので、設定のわずらわしさがなくとても便利です。

レンジ加熱可の容器であれば、ガラス製でもプラスチック製でも使えるので、調理器具の種類にも縛られません。

料理初心者や家電操作が苦手な方も、分量の計算や設定が不要なので、簡単に料理を作れると思います。

スチーム解凍＆あたため機能

スチーム解凍機能は、食品全体をほどよく解凍することができます。スチームの水の膜で食品を覆い、解凍をスピーディーかつ上質に行います。

ごはんとおかずを同時にあたためることもできます。自動でほどよくあたためられるため、出力（W）や時間設定は必要ありません。冷凍パスタなどの市販の冷凍食品をかしこくあたためることもできます。

好みの温度であたためることもできます。-10℃から90℃まで、5℃単位で温度を設定できます。庫内の温度が高くても、らくチン！センサー（絶対湿度センサー）が連続で調理やレンジ加熱が可能にします。

金属のざるやアルミが使える

AX-XA30とAX-XA20は、金属製のザルやアルミホイルが使えます。

金属製のザルを使用すれば、油汚れが気になる焼き物調理でも後片付けが楽になりますね。

蒸し物調理においては、小さく切った野菜もザルごと入れられてとても便利。アルミホイルを敷くことで、更に後片付けが楽になります。手軽に使えて、準備から後片付けまで手間いらずで料理が楽しめます。

カンタンお手入れ

AX-XA30とAX-XA20は、お手入れがカンタンで使いやすいのが特長です。

庫内クリーン機能は、汚れを浮かせてサッと拭き取れます。角皿と網の汚れを落としやすくする機能も搭載しています。蒸し料理の後には庫内乾燥機能で水分を乾燥させることができます。

さらに脱臭クリーンコートも備わっていて、油の付着やニオイをおさえることができます。

AX-XA30とAX-XA20のスペック表

違いは赤字にしています。

	AX-XA30	AX-XA20
発売年	2022年9月	2021年6月
総庫内容量	30L （2段調理）	30L （2段調理）
オーブン・グリル加熱方式	加熱水蒸気（ヘルシオエンジン） 2段熱風コンベクション	加熱水蒸気（ヘルシオエンジン） 2段熱風コンベクション
オーブン温度調節範囲	65～250・300℃ スチーム発酵・発酵（30・35-40・45℃）	100～250・300℃ スチーム発酵・発酵（30・35-40・45℃）
レンジ出力	1000W 600W 500W 200W相当	1000W 600W 500W 200W相当
省エネ設計	省エネ基準達成 待機時消費電力ゼロ 電源オートオフ機構	省エネ基準達成 待機時消費電力ゼロ 電源オートオフ機構
掲載メニュー数 （自動メニュー数）	256 （260）	333 （373）
庫内有効寸法	幅39.5x奥行30.5x高さ24.0cm	幅39.5x奥行30.5x高さ24.0cm
外形寸法	幅49.0x奥行43.0x高さ42.0cm	幅49.0x奥行43.0x高さ42.0cm
質量	約23kg	約25kg
電源	AC100V　50/60Hz	AC100V　50/60Hz
消費電力	レンジ　1460W オーブン　1410W グリル　1410W	レンジ　1460W オーブン　1410W グリル　1410W
搭載センサー	64眼赤外線ムーブ らくチン！（絶対湿度） 温度センサー	64眼赤外線ムーブ らくチン！（絶対湿度） 温度センサー
付属品	ワイド角皿2枚（409x300mm） ハーフ調理網2枚（2段階重ね対応） メニュー集 取扱説明書	ワイド角皿2枚（409x300mm） ハーフ調理網2枚（2段階重ね対応） メニュー集 取扱説明書
カラー	-R　バイブレーションレッド -T　バイブレーションブラウン -S　バイブレーションシルバー	-R　レッド系 -W　ホワイト系

2022年モデルのAX-XA30。

焼き物を温めたり、冷凍食材を解凍したいあなたにおすすめです。

バイブレーションレッド▼

バイブレーションブラウン▼

バイブレーションシルバー▼

2021年モデルAX-XA20。

型落ちしたので価格が下がって、かなりお買い得になってきています。予算重視のあなたにおすすめです。

レッド系▼

ホワイト系▼

AX-XA30とAX-XA20の違いを比較 シャープウォーターオーブンヘルシオのまとめ

この記事ではシャープのウォーターオーブンヘルシオのAX-XA30とAX-XA20の違いを紹介しました。最後のポイントをまとめておきますね。

AX-XA30はヘルシオあたためや解凍機能に細かな追加がありました。掲載メニューは少ないものの、無線LAN接続すれば新しいメニューが追加されていきます。

型落ちしてから、半額近くにまで価格が下がっているAX-XA20はかなりお買い得になっていますね。予算重視のあなたにおすすめです。

AX-XA30とAX-XA20の共通の特長は

最上位モデルのAX-XA30とAX-XA20が機能が充実しています。全部の機能を使いこなすのが大変なくらいですね。どちらを選んでもおいしく料理できます。

あなたの生活がより快適になることができるように、この記事でお手伝いができたら光栄です＾＾