この記事は象印の加湿器のEE-DD50とEE-RS50の違いを比較しています。
2023年9月に象印から加湿器が新発売しました。
品番に「50」とつくモデルは容量が大きいタイプです。
2023年モデルにはEE-DD50とEE-RS50があります。今回は上下モデルの比較をして、どのような機能の違いがあるかみていきますね。
EE-DD50とEE-RS50の違いは
8点です。
EE-DD50が上位モデルで、より細かく設定できます。水タンクの容量も多いです。
自分好みに細かく設定して使いたいならEE-DD50がおすすめです。
本文では
- EE-DD50とEE-RS50の違い
- EE-DD50とEE-RS50のおすすめはどっち?
- EE-DD50とEE-RS50の口コミ評判
- EE-DD50とEE-RS50の共通の特長やスペック
をわかりやすく紹介しています。価格も調査しましたので参考になれば幸いです^^
EE-DD50とEE-RS50の違いを比較
EE-DD50とEE-RS50の違いをくわしくみていきましょう。
違いは8点です。
違いを確認してから、価格をチェックしますね。
容量の違い:EE-DD50は4.0L、EE-RS50は3.0L
EE-DD50は約4.0Lの水のたっぷり容量です。
一度水を補充すれば、しばらくの間は気にすることなく快適な空間を作ることができますよ。
EE-RS50は容量がやや少なめの3.0Lです。
加湿を付けっぱなしにはしないけど、水の補給の手間を減らしたい方にはぴったりの容量ですね。
どちらの加湿器も十分な水の量を確保することができますが、EE-DD50はより長時間の加湿に向いていますし、EE-RS50は手軽に使いたい方におすすめです。
連続加湿時間の違い:EE-DD50の方が長い
EE-DD50は、【強】モードで約8時間、【中】モードで約16時間、【弱】モードで約32時間もの連続加湿が可能です。
細かい設定もできるので、自分に合った加湿具合を調整することができます。
EE-DD50の長い連続加湿時間は、一度設定すれば長時間水の補給を気にすることなく快適な空間を保つことができます。
細かい設定ができることから、自分の好みに合わせて加湿の強さをコントロールすることも可能です。
EE-RS50の連続加湿時間は、【強】モードで約6時間、【弱】モードで約24時間です。
EE-DD50と比べると、少し短めの連続加湿時間となりますが、それでも十分な時間ですよね。
運転モードの違い:EE-DD50の方が多い
EE-DD50は、自動モードのひかえめ、連続、しっかりの3つの運転モードがあります。
さらに、連続モードでは弱、中、強の3段階の設定も可能です。自分の好みに合わせて加湿の強度を調節することができます。
EE-RS50も同様に、自動モードのひかえめ、連続、しっかりという3つの運転モードがあります。
しかし、連続モードでは弱と強の2段階の設定となっています。
入・切タイマーの違い:EE-DD50はタイマー設定が細かい
EE-DD50 | EE-RS50 | |
---|---|---|
入タイマー | 4・6・8時間 | 6時間 |
切タイマー | 1・2・4時間 | 2時間 |
EE-DD50は、入タイマーには4時間、6時間、8時間の3段階の選択肢があります。切タイマーも1時間、2時間、4時間の3段階で個別に選択することができます。
EE-DD50は細かい設定で自分の好みに合わせて加湿器の動作時間を調整することができます。
EE-RS50は入タイマーが6時間、切タイマーが2時間となっています。
選択肢は少ないですが、それでも自動的に入り、指定時間後に自動的に切れる便利な機能となっています。
EE-DD50は細かなタイマー設定ができるため、自分の日常に合わせて加湿器をコントロールすることができます。
入タイマーと切タイマーを使いこなすと、快適な過ごせますよ。
明るさ切替の有無:EE-DD50に搭載
EE-DD50には明るさ切替の機能が搭載されています。
明るさは明と暗の2段階で切り替えることができます。
特に寝室で使用する場合は、就寝時に明るすぎるランプがストレスになることもあるかもしれません。そんなときに、明るさ切替機能があると便利ですね。
EE-RS50には明るさ切替の機能はありません。
ですが、明るさの調整が必要ない場合や、明るいランプが気にならない場合には、EE-RS50でも充分に使えます。
サイズ・重さの違い:EE-D50の方が大きく重たい
EE-DD50 | EE-RS50 | |
---|---|---|
外形寸法(幅x奥行x高さcm) | 24×27.5×36.5cm | 24x26x31.5cm |
本体質量 | 約2.9kg | 約2.4kg |
EE-DD50のサイズは、幅24cm、奥行き27.5cm、高さ36.5cmで、重さは約2.9kgとなっています。
EE-RS50のサイズは、幅24cm、奥行き26cm、高さ31.5cmで、重さは約2.4kgとなっています。
EE-DD50は、サイズも重さもEE-RS50よりも大きく重たいです。
大きめの加湿器を使いたい方や、設置場所に余裕がある方におすすめです。
EE-RS50はよりコンパクトで軽量ですので、持ち運びや場所の制約がある方にも使いやすいです。
カラーの違い:EE-DD50はグレーとホワイト、EE-RS50はホワイトのみ
EE-DD50は、グレーとホワイトの2色展開となっています。
グレーは落ち着いた雰囲気を醸し出し、ホワイトはシンプルで清潔感のある印象です。
お部屋のコーディネートや雰囲気に合わせて選ぶことができます。
EE-RS50はホワイトのみの展開となっています。
ホワイトは清潔感や明るさを与えるカラーですので、シンプルで洗練されたデザインとなっています。
EE-DD50とEE-RS50の価格の違い
※2023年12月13日現在の価格です。価格は変動しますので購入時に再度ご確認ください。調査時点でセール価格の場合があります。
調査時に在庫が無いなどで価格がわからない時は表記していませんが、購入時に在庫があるかもしれませんでご確認ください。
EE-DD50の価格
Amazon:17,578円前後
楽天市場:17,500円前後
Yahoo!ショッピング:18,543円前後
発売時は20000円前後でしたが、18000円前後まで下がってきました。
リサーチ時の2023年12月13日現在では価格は落ち着いています。
グレー▼
ホワイト▼
EE-RS50の価格
Amazon:12,300円前後
楽天市場:12,670円前後
Yahoo!ショッピング:12,354円前後
発売時は18000円台で、少しずつ価格が下がり、12000万円台になっています。
ホワイト▼
EE-DD50とEE-RS50のおすすめはどっち?
悩んでいるあなたにそれぞれのおすすめポイントをまとめてみました。
EE-DD50はこんな人におすすめ
大きな水タンクの容量で、自分好みの設定にして快適に加湿したいあなたにおすすめです。
EE-RS50はこんな人におすすめ
機能も予算もおさえているが、ほどほどの水タンク容量がほしいあなたにおすすめです。
EE-DD50とEE-RS50の口コミ評判は?
ここからはEE-DD50とEE-RS50の口コミ評判をみていきましょう。
EE-DD50の口コミ評判
「シューシューと音が気になる」口コミに対して、加湿器の稼働中に音が気になる場合は、周囲の静かな場所ではなく、リビングや寝室といった音が遮られる場所で使用するといいですね。
加湿の効果はすごく実感できるが、電気代が高くなるとの噂があるため、不安に感じているようです。
加湿器の使用によって電気代が上がる可能性がありますが、省エネ機能やタイマー機能を活用することで、電気代の節約につなげることができます。
EE-DD50の電気代をみていきましょう。
電気料金は消費電力と使用時間で計算できます。
消費電力 加湿時最大消費電力410W | |
---|---|
1時間 | 約12.71円 |
24時間 | 約305.04円 |
※1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。地域・環境・電気会社により料金は変わります。おおよその目安として参考にしてください。
湯沸かし立ち上げ時(985W)は消費電力が高く電気代が上がりますが、加湿時の410Wの消費電力量を通常として計算しています。
1日中加湿すると305円で、1か月になると約9,151円となります。1万円ほど電気代があがることになります。
1か月の電気代が1万円あがると、ちょっとびっくりするかも・・・
次に、「冷たい水を使用する場合、沸くまでに30分かかる」という口コミですが、急いで加湿をしたい場合には少し不便かもしれません。
ですが、冷たい水だけでなく温水を使うこともできますので、急な加湿の必要がある場合は、温水を使用するとより早く加湿を開始することができます。
いくつかの不便さがあるかもしれませんが、加湿の効果を実感できるのはとても魅力的です。
加湿器の使用方法によってのデメリットを納得して使うと、購入後にびっくりすることもありません。
スチーム式の加湿は温かい湯気でとてもうるおうので、満足度が高い口コミが多かったです。
EE-RS50の口コミ評判
「寝室用では音が大きく気になる」というくちこみですが、睡眠中に気になるほどの音量であれば、寝室での使用は控えるべきかもしれません。
加湿器の音量はユーザーの感じ方によって異なる場合がありますので、静音機能が付いている加湿器を選ぶことや、別の配置場所を試すことで音を軽減することができるかもしれません。
「リビングで使う分には気にならない」とのことで、リビングでの使用は問題ないようですね。
リビングなどの広い空間では、音の拡散や他の音によるマスキング効果があり、加湿器の音が控えめに感じられることがあります。
次に、加湿器の稼働中に「やかんを置いたような水の沸騰する音」がする口コミ。
この音は、水を加熱して加湿する方式の場合に現れる特徴的な音です。この音によって発生する心地よさや安心感もある一方で、静かな空間での使用では気になるかもしれません。
静音機能がある加湿器であれば、この音を抑えることができる場合もありますので、ご検討ください。
音の問題は使用環境や個人の感じ方によって異なる場合がありますので、お使いになる場所や環境に合わせて適切な対策を取ることが重要です。
もし音が気になる場合には、加湿器の設置場所や使用方法を工夫してみると良いかもしれません。
加湿力もあり、お手入れもラクにできるので高評価でした。
EE-DD50とEE-RS50の共通の特長
ここからはEE-DD50とEE-RS50の共通の特長を紹介します。
スチーム式は蒸気があたたかく、清潔
EE-DD50とEE-RS50は、沸とうさせたきれいな蒸気を、約65℃まで冷ましてお部屋を加湿します。
あたたかい蒸気が広がり、快適な空間を作り出すことができます。
水中に溶け込んだ不純物や雑菌が沸騰によって熱で除去され、蒸気として純粋な状態で放出されるので、お部屋の空気をクリーンに保つことができます。
給水とお手入れがカンタンなシンプル設計
EE-DD50とEE-RS50は、給水とお手入れがカンタンな特長があります。
EE-DD50とEE-RS50は、特殊な「広口容器」を採用しています。
広口なので、給水がラクラク。さらに、お湯を捨てるだけで簡単にお手入れができます。
手間をかけずに加湿器を使いたい方にはぴったりの設計です。
EE-DD50とEE-RS50はフィルターがなく、容器もフッ素加工されています。
そのため、お手入れも簡単です。フィルターの掃除や交換の手間が省けるので、水の補給に集中することができます。
もし汚れが気になるなら、後に紹介する「クエン酸洗浄モード」でお手入れすることもできます。
トリプル安心設計
チャイルドロック機能は、キーを3秒長押しするだけで、全ての操作をロックすることができるので、安心して使えます。
ふた開閉ロック機能も備わっていて、レバーでふたを常にロックしているので、転倒しても簡単に開かないようになっています。
転倒湯もれ防止構造は、本体をうっかり倒しても、湯もれを最小限に抑える設計になっています。
ただし、運転を停止するためには「切」キーを押す必要がありますので、ご注意ください。
ふたがしっかりと閉まっていることもご確認ください。本体が倒れたまま放置されますと、微量のお湯が蒸気口から流れ出ることがあります。
デュアルセンサーで自動コントロール
EE-DD50とEE-RS50には、自動コントロール機能が備わっており、快適な湿度をキープしてくれます。
湿度センサーと室温センサーを組み合わせたデュアルセンサーによって、自動的に湿度をコントロールします。
快適な湿度を保つために、3段階の選択ができます。
空気が乾燥する冬の時期には「しっかり」運転、秋口などおだやかに加湿したい時は「ひかえめ」運転を選ぶことができます。
クエン酸洗浄モードで清潔
EE-DD50とEE-RS50は、クエン酸洗浄モードが搭載しています。
溶かしたクエン酸を入れて、クエン酸洗浄モードを選択するだけで簡単にお手入れができます。
フィルターがないので、フィルター掃除の手間もありません。試供品として内容器洗浄用クエン酸が付属してりうので、お試しできますよ。
湯沸かし音セーブモード
使用中に気になる湯沸かし音を低減するために、湯沸かし音セーブモードが搭載されています。
このモードを選択すると、水の温度がゆっくり上がるため、湯沸かし音を小さくすることができます。
ただし、加湿中の音や再沸とうの音は変わりませんのでご注意ください。また、湯温が低いときほど湯沸かし音も小さくなるため、効果は個人差があります。
湿度モニターで部屋の状態が分かる
EE-DD50とEE-RS50は、お部屋の状態が分かる湿度モニターが搭載しています。
湿度モニターは、「低湿」「適湿」「高湿」といった部屋の状態をランプで確認することができ、加湿設定する時の目安になります。
湿度が低すぎると、お肌の乾燥や喉の渇きを感じることがあります。逆に湿度が高すぎると、部屋のカビやニオイの原因となることもあります。
常に適切な湿度を維持することで、快適な空間になりますよ。
EE-DD50とEE-RS50のスペック表
EE-DD50 | EE-RS50 | |
---|---|---|
発売日 | 2023.9 | 2023.9 |
容量 | 約4.0L | 約3.0L |
消費電力(W) | ■湯沸かし立ち上げ時 985W ■加湿時 410W | ■湯沸かし立ち上げ時 985W ■加湿時 410W |
定格加湿能力(mL/h) | 480mL/h | 480mL/h |
適用床面積の目安 | ■木造和室 ~8畳(13m2) ■プレハブ洋室 ~13畳(22m2) | ■木造和室 ~8畳(13m2) ■プレハブ洋室 ~13畳(22m2) |
連続加湿時間(h) | 強:約8時間 中:約16時間 弱:約32時間 | 強:約6時間 – 弱:約24時間 |
運転モード | ■自動 ひかえめ・連続・しっかり ■連続 弱・中・強 | ■自動 ひかえめ・連続・しっかり ■連続 弱・中・強 |
タイマー | ■入タイマー 4・6・8時間 ■切タイマー 1・2・4時間 | ■入タイマー 6時間 ■切タイマー 2時間 |
外形寸法(幅x奥行x高さcm) | 24×27.5×36.5cm | 24x26x31.5cm |
本体質量(約kg) | 約2.9kg | 約2.4kg |
加湿方式 | スチーム式 | スチーム式 |
その他機能 | クエン酸洗浄モード 湿度センサー 明るさ切替 デュアルセンサー(湿度センサー・室温センサー) | クエン酸洗浄モード 湿度センサー デュアルセンサー(湿度センサー・室温センサー) |
安全機能 | チャイルドロック ふた開閉ロック 転倒湯もれ防止構造 空だき防止 転倒時自動オフ マグネットプラグ ブザー報知 | チャイルドロック ふた開閉ロック 転倒湯もれ防止構造 空だき防止 転倒時自動オフ マグネットプラグ ブザー報知 |
カラー | HA グレー WA ホワイト | WA ホワイト |
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EE-DD50とEE-RS50の違いを比較!象印加湿器のまとめ
この記事では象印の加湿器のEE-DD50とEE-RS50の違いを紹介しました。
最後のポイントをまとめておきますね。
EE-DD50の方が機能が多く、運転モードや入/切タイマーがより細かい設定ができます。
操作パネルの明るさ切替ができるのも地味に便利。
EE-RS50は水タンクの大きさや機能をおさえつつも、価格が安いのが魅力的です。
EE-DD50とEE-RS50の共通の特長は
ポットのようにカンタンに使えて、お手入れもラクなので使いやすいです。口コミでも好評でしたね。
音が大きめですが、加湿力と暖かさはバツグンです。
あなたの生活がより快適になることができるように、この記事でお手伝いができたら光栄です^^